2018.03.27 Tuesday

エンゲージメント「ブランディングを考える」

コミュニケーションデザイナー 稲川貴光

最近よく耳にする言葉に「ブランディング」がある。

何となく響きもいいし、聞こえも良い言葉なので簡単に使ってしまう。しかし、意外とブランディングについて説明できる人は少ない。それで、今回のコラムでは「ブランディング」について考えてみようと思う。

まず、ブランディングについて考える前に「ブランド」について理解する必要がある。

ブランドとは、「生活者が五感で感じ、頭の中で知覚的に蓄積されたもの」のことだ。もっと簡単にいうと、「生活者が感覚的に抱くイメージ」ということになる。

その「ブランド Brand」に「イング ing」を足したものが「ブランディング Branding』になる。ここで出てくる「イング ing」は、「生活者に伝えること(コミュニケーション)」と解釈するとわかりやすい。

そうやって考えると、ブランディングとは、「生活者に、五感を通したコミュニケーションで、あるイメージを抱いてもらうこと」と解釈することができる。

ここで一つ考えて欲しい。

株式会社ロイヤルは、あなたにとってどんなイメージですか?

お店は、あなたにとってどんなイメージですか?

共に働く社員は、あなたにとってどんなイメージですか?

今、あなたが抱いたイメージは、今日ご利用いただいた大切なお客様もきっと抱いていると思って間違いないと思う。

なぜなら、ブランドとは一人ひとりが五感で感じて、感覚的に抱くイメージ」だからです。

それはその会社から、そのお店から、その人から自然に染み出るものだからです。

ブランディングを強化しよう!ブランド力を高めよう!!といって、今ハヤっているやり方に飛びつく前に、「理念や使命と一貫したことを丁寧に行えているか」「言ってることと、やってることにズレがないか」一つひとつ確認し正していくことが大切なように思います。

ブランドの解釈は、その人次第なのでこちらでコントロールすることはほぼ不可能です。

これを一人ひとりが理解し誠実に仕事と向き合い、今日会う社員、今日ご来店していただけるお客様とコミュニケーションをとることができれば、みんなにとって価値あるブランドになると思いませんか?