2017.12.18 Monday

エンゲージメント 「教育を考える」

エンゲージメント 「教育を考える」

コミュニケーションデザイナー 稲川貴光

新卒採用活動を行なっていると「教育」に力を入れているサロンが増えてきていることに気付きます。
例えば、「入社2年でスタイリストになれます」「研修所があります」「ヘアメイクを学ぶことができます」などなど、その内容はそれぞれです。
なぜ、教育に力をいれるサロンが増えているのでしょうか。
理由は、教育に力を入れることで新卒採用を有利にし離職者を減らしたいということだと個人的には思っています。実際に新卒採用が有利になったり、離職が減ったりするためそのやり方をマネするところが増えたのでしょう。

ここで、一旦話を離職率に変えます。前回のコラムでも書いたように「3年後離職率80%」「1年後離職率50%」というお話です。この数字から短絡的に「教育」として行ってきたことが、教育になっていない、と言い切るつもりはありませんが、ちょっと疑ってみようと思います。
新入社員が、活き活きと技術や接客を学べているのか。本当に素晴らしいスタイリストになっているのか、と。

就労環境の整備、カリキュラムの改善などは行うべきです。
僕がここで言いたいことは、それらで新人のモチベーションが高い状態が継続できないということです。どうにかしてモチベーションを高めようと考える前に、モチベーションを下げている要因を一緒に探してあげることが大切だと思うのです。

ロイヤルでは、月に一度、個人面談を行います。目標の進捗確認も行うのですが、それ以上に話を聴きモチベーションの変化に気付いてあげること。そして一緒に向き合って教えてあげること。
人間関係を深め気付き会うこと。これも大切な教育だと思います。