2017.11.17 Friday

エンゲージメント「離職率を考える」

コミュニケーションプランニング室室長 稲川貴光

今回は理美容業界の離職率についてです。
理美容業界の3年後離職率って何パーセントくらいかご存知ですか?
全く自慢できるような数字ではないのですが業界の平均で70%〜80%と言われています。100人の理美容師が3年後には70人が辞めて30人になってしまうのです。
また、新卒の1年後離職率でも30%〜50%くらいと言われています。専門学校に2年間通い、夢を持って働き始めた結果、1年以内に半分の方が辞めていくのです。どんな業界やねん!、と思いませんか。中には、辞めていく前提で必要以上の学生を採用する理美容室もあるくらいです。でも、これって正しいことなのでしょうか。
現在の理美容業界の深刻な課題の一つに人材不足があります。
あれっ?って思いません。辞めさせておいて人材不足って。

ですので株式会社ロイヤルではまず新卒の1年後離職率を改善することにいたしました。
先に結論を申し上げると昨年の新卒1年後離職率は0名。今年の新入社員も一人も辞めておりません。

僕は会社を辞めていく理由はたくさんあるけれど、単純に他社に魅力を感じるから辞めるのだと考えています。だから辞めさせないように工夫することは意味がないと思っています。そんなことに知恵を使うくらいだったら、会社の魅力に磨きをかけるべきなんです。会社の魅力に磨きをかけようと思うと、社員一人ひとりの良い所を伸ばしていくことが大切なんです。
で、これを実現するためにロイヤルではHOMETEという社内SNSを導入し活用しております。
日々の「ありがとう」を形にしてメッセージを届けるシステムです。
声に出して「ありがとう」を届けることはもちろん大切ですが、時間とともに流れて消えていってしまいます。それをHOMETEは「ありがとう」を積み重ね残すことができるので今まで気付かなかった自分の良い所に気付くことができるようになるのです。
この小さな積み重ねが社員一人ひとりのモチベーションとなり魅力を引き出す一つの要因となっているのです。
来年度も新入社員が入ってきますが、目に見えない心の報酬を積み重ね理美容業界の離職率の低下で貢献できればと思います。