[心の修行] 理容部 片山 誠二
ひと雨ごとに涼しくなり過ごしやすい季節となりました。
毎日、お仕事ありがとうございます。
早いもので上期も終わり10月がスタートしました。下期も全力で挑んで参りましょう。
ここぞという大事な場面で100%、120%の実力を発揮するためには、心を静め何ごと
にも動じない心でいることが、とても重要必要です。
人間には身体があり、五感(感覚機能:視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)があります。
触覚を感じることによって、気持ちいい!不快!などの感情が起こります。叩かれたり、
殴られたりすると腹が立ちケンカになります。子供のころ親に先生に頭をなでられると
嬉しくてたまりませんでした。好きな人と手をつなぐとドキドキしますし、蚊に刺され
とかゆくなります。暑いだけでイライラする人、寒いだけで不機嫌になる人様々です。
これらの感覚は、すべて身と触の作用です。その後に、〝心〟がありいろいろなことを
思います。その思いの先に楽しみや幸せ、苦しみや不幸があります。
あの人は好き、この人は嫌い、いい人、悪い人、などの好悪の感情も心のなせるわざで
すし、他人の足を引っぱったり、妨害をしたり、悪口を言ったりすることも、心の働き
です。かといって、眼を見えなくしたり、耳を聞こえなくすることもできません。全て
人間には、必要なことですからそのままでいいのですが、そこに私の感情(自我)を入
れないでものごとをありのままに見、ありのままに聞くという姿勢が必要です。
何事にもとらわれない心が、大事ということです。そこで、何ごとにも動じない心の修
行を、日常生活の中で少しずつ積み重ねて鍛えていきましょう。眼には見えなでもので
すが、広く大きく深く育てることが必ずできます。私も鍛錬していきます。
まずは今日も朝一番、姿勢を正し呼吸を整えて静かに眼を閉じて、自分と対話して心を
静めてから1日をスタートしましょう。
ますます元気に、ご活躍下さい。