くせ毛で悩んでる方ってたくさんいますよね?
(注)↑の彼はくせ毛ではなくパーマなのですがまとまらない髪の毛のモデルとして写真を使わせていただきましたwww くせ毛になるには先天的な理由と後天的な理由があります。 まず問題を解決したいならその理由を知るべし! [くせ毛の原因] 1)髪の毛のタンパク質の結合 くせ毛の方は直毛の方と比べ「髪の中のタンパク質の結合」が違っています。 直毛の方とはズレた状態の結合で結合しているんだそうです。 分かりやすく言うとシャツのボタンをズレてかけてしまった状態です。 この結合のズレ具合がくせの強さの度合いを変えてしまうのだそうです。 2)毛穴の形状、毛穴の詰まり くせ毛の方の毛穴は歪んでいるそうです! 頭皮の中で毛穴がカーブしていて、そこから髪の毛が生えてこようとしている時、負荷がかかってしまいます。 その負荷で髪も歪んで生えてしまうのだそうです。 くせの度合いは、この毛穴の曲がり具合によって変わります。 また、髪の毛はたくさん生えており、毛穴も同じだけたくさんあり、まっすぐな毛穴や曲がった毛穴が混在しているのが多いようです。 この毛穴の位置は遺伝する事が多く、それが理由でくせ毛は遺伝すると言われています。 これと同じ理由で毛穴の詰まりも髪の毛がまっすぐ生えなくなる理由となる可能性もあります。 かと言え洗浄力が強すぎるシャンプーも皮脂の過剰分泌が起こり、余計に毛穴が詰まる可能性があります。日常で使うシャンプーやトリートメントもしっかり選ぶ必要があります。 3)タンパク質の繊維分布が不均一 髪の毛はコルテックスと呼ばれるケラチンタンパク質でできています。 そのコルテックスは硬いタンパク繊維「P-コルテックス」と柔らかいタンパク繊維「O-コルテックス」の二種類から成り立ち、この硬さの違うタンパク繊維の分布によって形成されます。 この二つが均等に分布していれば直毛になり、偏って分布していればくせ毛になります。 また、この二つは水分の含みやすさが違っているのが厄介で、湿気が多い日に不均等に髪が膨らみ、乾燥時よりくせが強くなりボリュームが出やすくなります。 4)ホルモンバランスの変化 昔から坊主にしたら髪質が変わってしまった、という話をよくされる方がいます。しかし髪を切ったからといって生えてくる髪の毛が変わるわけはありません。確かに髪の毛が長かったらくせが髪の重みで引っ張られ、根元のくせが収まりやすくはなりますが。 では、何故かというとスポーツなどで坊主にする年頃はホルモンバランスの変化により髪の毛が変化しやすい年頃でもあるのです。 幼い頃柔らかかった髪の毛が、思春期になり硬く変わっていく時にくせが出る場合があります。 5)頭皮がアルカリにさらされる カラーリングやパーマ、シャンプーするだけでも頭皮はアルカリに傾きます。 そうすると髪の毛への負担が増え、くせ毛になる可能性が高まります。 弱酸性のシャンプーや頭皮用トリートメントなどでケアしてあげると生えてくる髪の毛が健康な状態を保ちやすくなります。 [くせ毛の対応策] くせの収まりのいい長さまで切る ストレートパーマをかける シャンプーやトリートメントで髪の毛や頭皮をいい状態にする ドライヤーやアイロンでくせを伸ばす 色々な選択肢があると思います。 コンプレックスになっている方も多いので手間暇かける必要やお金をかけなければ解決しない事もあると思います。 ただ、くせを無くすというのが目的になると色々制限が増えます! 「こんな髪型にしたい!」 まず、これがあって、 その髪型にたどり着くのに必要な手段を考えていただきたいです。 それを相談できる理美容師に出会って下さい くせ毛もその人の個性です。 くせ毛も大好きになれるかもしれませんよ。
(注)↑繰り返しますが彼は本当はくせ毛ではありませんwww スタイリスト 市村